看護師しながら蘇生活動

はせさん

このブログを書いてる、はせさんです。
今日は看護師しながら蘇生活動をしていくなら
これがいいよっていう資格紹介をしたいと思います。

蘇生活動をするための資格紹介

蘇生活動を広めるにしても、資格があった方がいいと思います。ここでは、どんな資格があるのか表にまとめてみました。

病院やクリニック、様々な働き方を看護師もできる時代になってます。

自分のプライベートな時間を大切にしながら、資格をとって、どんどん蘇生活動を行ってください。

講習の名前講習時間(目安)簡単な概要
AHA-BLS1日(7時間程度)AHA(アメリカ心臓協会)の発見から一次救命処置について学ぶためのコース。Basic Life Supportの略。成人だけでなく、小児や乳児の一次蘇生についても学べる。AHAは5年に1回ガイドラインを改定しており、割と早めに新しい知識が日本にいても導入される。
AHA-ACLS2日Advanced Cardiovascular Life Supportの略。成人の二次救命処置、カルディオバージョンや薬物投与、脳卒中対応などについて学べる。心電図のことも丁寧に学べて、発見からの行動をチームで対応していく術を教えてくれます。
AHA-PALS2日小児、乳児の二次救命処置を学べます。症状別の管理を深く掘り下げて教えてくれます。酸素投与、薬物投与など小児の二次救命処置は、細やかさが必要ですが、マネキンをつかって実技を行うことで、それらを学ぶことができます。
AHA-PEARS(ペアーズ)1日(10時間程度)PALSは二日間ありますが、PEARSは一日コースです。PALSより浅いですが、小児と乳児の二次救命処置を学ぶことができます。実技は一次蘇生の対応だけで、DVDでの座学が中心です。「評価・判定・介入」のサイクルを取り入れており、日々の考え方にも役に立ちます。
ICLS1日日本救急医学会が行っている、JRC(日本蘇生協議会)のガイドラインを元に、成人の二次救命処置を教えていくコースです。ACLSと違い、ICLSでは4つの心停止波形しか習いません。教える内容に大きな差はないですが、教え方に地域差が少しあります。
INARS(アイナース)1日(9時間程度)医療危機管理支援機構が独自に開発したコース。心停止回避のためのコースと言われており、救急のABCDE判定や「評価・判定・介入」のサイクルをとりいれて、二次救命処置を学ぶことができます。

資格の期限について

AHAは基本的に受講してから2年間有効です。

ICLS、INARSは有効期限がありません。

しかし、それぞれガイドラインが更新された時点で、再受講をお勧めしています。

AHAに関してのガイドラインは、5年毎に必ず更新されています。G2020が現在最新で、AHAのPEARSだけG2015で対応してます。

指導者も視野に入れて考える

ガイドラインが常に変わっていくので、更新する度に受講するのであれば、指導者になることもお勧めします。

講習の名前指導者になるために
AHA-BLS受講後に、ACLS協会のメンバー登録してください。自分の通えるトレーニングサイトかラボで行っている講習のアシスタント登録をします。その後、アシスタントで通うことで、サイト長からインストラクター推薦をもらえれば、キャンディデイト登録となります。そこから、エッセンシャルコースを受け、数回のコースでモニターを重ねて、インストラクターになることができます。
AHA-ACLSBLSのインストラクター後に取得することが多いです。BLSと同じ流れを辿って、ACLSインストラクターになることができます。
AHA-PALSACLSと同じ。
AHA-PEARS(ペアーズ)ACLSと同じ。
ICLS受講後から、アシスタントインストラクターとして、数回コースを手伝い、ICLSのWS(ワークショップ)を受ければ、認定インストラクターとして活動できます。インストラクションが問題ないことをコースのディレクターが評価して、認定インストラクターになれます。
INARS(アイナース)ICLSと同じ。
はせさん

インストラクターになっても、更新はありますが、インストラクターで働く分、インストフィー(講師料)を頂くことができます。

そのお金を更新料にあてながら、継続してインストラクター頑張りましょう!!

看護師しながら蘇生活動” に対して1件のコメントがあります。

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